小田原でも人気!墓じまいで納骨堂に移転する場合の手続きの流れ
- 投稿日:2020年1月29日
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墓じまい後に納骨堂に移転する際に必要な手続き
まずは現在の墓地に、改葬したいことを伝えます。お寺の檀家になっている場合は、お寺側は檀家をひとつ失うことになるので、後でトラブルにならないようにお墓移転の連絡はしておきましょう。
そして、受入証明書、埋葬証明書、改葬許可証を用意します。自治体で必要となる書類が違うので、事前に調べておいてください。そして移転元のお寺で、閉眼供養や魂抜きをしてもらいます。その後遺骨を取り出して、納骨堂に持っていきます。
納骨堂の移転に必要になる費用
勝手に改葬すると、後でお寺から高額な費用を請求されることがあるので、連絡してから改葬しましょう。
お寺にあるお墓の撤去などの工事、移転先の使用料などを含めると、200万円~300万円ぐらいかかります。さらに納骨費用、開眼供養料、戒名料などがそれぞれ数万円ずつ必要です。どんな納骨堂を使うかによっても違いますが、10万円~数十万円ぐらいはかかります。
お寺の納骨堂を使うなら檀家にならないといけない可能性があり、その場合は檀家費用がかかることも覚えておきましょう。
墓じまいから納骨堂移転で必要になる供養
お墓を移転する、永代供養墓に変えるなどで改葬するときには、元あるお墓には故人の魂が宿っていると考えられています。改葬時には、開眼供養や魂抜きを行わなければなりません。
これはお坊さんに行ってもらう儀式であり、お墓に眠っている魂を抜いて、墓石をただの石に変えます。行うときには喪服になる必要はないですが、六曜を気にして、特定の曜日を避けて行う人も多いです。
開眼供養や魂抜きを行うときの費用は数万円であり、車でお坊さんが来られたならお車代を渡す必要があります。