小田原の納骨堂選びで知っておきたい「お墓はどれぐらい子供に負担になる?」
- 投稿日:2019年6月10日
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先祖代々のお墓が片道5時間以上先にあるときの負担
納骨堂選びではアクセスのしやすさが重要になります。車や公共交通機関などで5時間以上かかってしまうような場所に親の墓がある場合、子どもが墓参りをする際に往復10時間かかることになり、お墓に行くだけでも半日近くの時間を要してしまうのです。
「体力的につらい」「お墓参りに行きたくても孫がまだ小さくて、行きたくても行けない」といった心身的な負担のほか、交通費など費用的にも大きな負担を子どもにかけることにつながってしまいます。
結婚した一人娘で実家のお墓を継ぐ人がいないときの負担
娘が結婚した場合は、娘が嫁いだ先にも先祖や親の墓があることが考えられます。夫がそれらの墓を継ぐのであれば、娘一家が嫁ぎ先の墓を継承して管理していくことになるでしょう。
しかし、現在娘の実家が管理している墓を、結婚した一人娘が実家の墓も継ぐことになれば、娘は実家の墓を継いで管理しながら、嫁ぎ先の墓の管理にも携わることになります。
両家のお墓参りや墓を維持するための費用、他にも法要の手配といった負担が娘にかかることが考えられるのです。
新しくお墓を建てたが一人息子が独身の場合の負担
親が新しいお墓を建てたが、子どもは息子一人で独身であるという家族も少なくありません。
他に墓の管理を希望する親類がいなければ墓はその息子が継承することになり、管理は息子に一任されることになります。そうなると墓の維持に必要となる金銭的な負担は息子一人で支払っていかなければなりませんし、法要などの手配も息子一人で行わなければなりません。
また、息子が亡くなった後は墓を管理する人がいなくなってしまうため、息子は自分の死後に墓の管理をどうするかを考えて対処を取っておかなければならないのです。